冬眠米とは、栄養科学・食品工学の権威であられた京都大学の満田久輝名誉教授(平成6年に文化勲章を受章されています)が考案されたお米の保存方法「炭酸ガス封入密着包装法」で袋詰めしている米になります。
冬眠米用の特別な袋の中に、玄米や白米を入れ中の空気を食用炭酸ガスと置き換えています。そうすることで、米のタンパク質が炭酸ガスを吸収し、真空パックのような気密状態を作り出します。
また、無酸素状態ですので酸化することがなく、炭酸ガスによって新陳代謝や呼吸が抑制されますので、お米の劣化が抑えられます。さらに、炭酸ガスの殺菌作用によって常温で5年間保管しても、虫やカビの心配もありません。ですので、冬眠米は備蓄米に最適ということになります。
冬眠米の注意点として
- 当店でご用意している冬眠米用の袋はわりと丈夫な袋ですが、袋に傷がついて穴が開くと空気が入り普通包装と同じ状態になります。ですので取り扱いにはご注意ください。
- 直射日光を避けて常温保管してください。
- 5年保存可能ですが、徐々にお米本来の粘りが少なくなります。より美味しいお米を食べていただくために1~2年に一度、新しく入れ替えていただくローリングストックがお勧めかと思います。